親の叱る言葉と罵声は違う例


先週の土曜日、家の近所で以下のような光景を見ました。

まず最初に。
私の住むマンションの近所には子供が沢山おり、子供同士で喧嘩して又は親に叱られ泣く姿をよく見かけます。
今回もそんなものだろうと最初は特に気も取られることなく、ベランダに出て洗濯物を干していました。
すると、女の子(小1位)が泣きながら何か叫んでいます。
おや?と見るとすぐ眼下に見える一軒家からで、母親と喧嘩したようです。

子供は気に入らないことがあるらしく、
「行かんもん!かまんし!!イヤや〜!!」
等々、泣きながら叫んでいます。嗚咽混じりで子供独特のヒステリックな感じ。
で、一人で家の横にある雑草生い茂る草むらに分け入っていくのですが、
祖母らしき年輩の女性が、
「そっちは蜂がいるかも知れんから刺されると危ないよ!」
と注意したら、女児の母親が




「シネ!!勝手に死んでこい!!!お前なんか死ね!!」






・・・・・・・・・今、なんと言ったの(怒

私は凍り付きましたよ。
たとえ、どんなに手が掛かり聞き分けが悪く声を荒げたとしてもですよ。
子供に「お前なんか」「シネ」はないだろう!!



言われた女の子はもう、泣きじゃくってまして・・・


「お母さんが死ねって言うた!死んでもええもん!!!死ぬわ!!!」

と。


親が勢いで言ってしまったとか、そんな言い訳はどうでもいい。
母親からそんな罵声を浴びせられ、幼い子が喧嘩の弾みとはいえ受けたこの言葉の響きって、ことのほか重たいと思うのです。

で、私は何かもうその母親に対してムカついてムカついて
ムカッ腹立ちまくってしまい




「我が子に死ねとか!!!親が言うか普通!!!!!!!!!!!」



と、大きな声で聞こえよがしに言いました。
私とその母親は目が合いました。

母親の  「まずい」  と顔に表れた瞬間を逃しませんでした。








私って、大人げないのかな。





ていうか、何か悪いことをして親に「叱られて」泣く子供の泣き声ならわかるけども、
度々同じ子が泣いてるとか、いつも閉め出されてることがあるんです。
親のしつけが「体罰」やら「怒号」にしか聞こえない時があり、「説教」はもう通用しないのでしょうか?
だいたい、躾ってなに?犬や猫じゃあるまいし。
古くさくて、便利な言葉だから大嫌いです。
単純、「人からされたら、自分がなにをされたらイヤだと思うか?」を考えさせ、「人にやられてイヤなことは自分からはしない」「世の中に出て恥をかくことはさせない。していたら現行犯で注意して、正解を親がやってみせる(w」
考察と実技。説いて教えるから説教。
これだけで、ぶっちゃけいいんじゃないかと(w
いちいち、「コレガ躾!」「〜すべき!」「子育てマニュアル」なんて美徳は要らないですよ。勝手にやってろよと思う(w
だって、「躾」という名の「虐待」や「体罰」「罵声」がまかり通ってるじゃない。
軍国主義じゃないんだから、もうそろそろこういうのやめたらいいのに。




まぁ、もう、あの親の言ったような言葉は聞きたくないです。